お客様が気持ちよくゴルフを楽しめるような環境作りに取り組んでいます。
ゴルフコース全般のメンテナンスを担うのが、コース管理の仕事です。18ホールを常に安定して美しく保つために、コースを構成する芝を育成し、刈り込んで適切な状態に保っています。バンカーや土壌の管理、植木の剪定、ティーマークの点検、カップの位置を毎日切り替えるのも、コース管理の仕事です。芝の状態は、見た目はもちろんボールの転がり方にも影響するので、お客さまの満足度に直結します。コース管理のスタッフ一人ひとりが、日々ベストな環境でプレーしていただけるよう、当ゴルフ倶楽部のコース管理では、ボールのスムーズな転がりを追求し、芝一本一本に、真心を込めて管理に取り組んでいます。
天候にもよりますが使用グリーンの刈り込みは、当日の朝に行います。乗用モアを使用する場合もあります。
平行ラフは5連ロータリーモア、傾斜地は斜面用のロータリーモアを使用します。
バンカー数はアウト、インで81個と多いですが、毎日バンカー均しを行うようにしています。
フェアウェイ5連リールモアを使用します。シーズン中は週1回以上刈り込みを行います。
翌日の組数や天候を考慮し、最終組スタート後にホールカップを切り替えます。スプリンクラーによる散水を同時に行う場合もあります。
コース管理の作業に欠かせない機械の整備は、故障修理、作業前準備、刈高調整、オイル交換、グリスアップ等多岐に渡ります。
グリーンは主に春と秋の2回、タインと呼ばれる筒状の棒を刺して穴をあけます。その後抜き取った土壌(コア)を回収し、目砂をして養生します。使用開始までの期間、ご迷惑をお掛けしますが、コンディション維持には欠かせない作業の為、ご理解ご協力の程お願い致します。
スティンプメーターを使ってグリーンの速さを測定しています
コース管理者にとって一番やりがいを感じる瞬間は、自分たちが綺麗にしたコースでお客様が笑顔でプレーしていただくことです。自然が相手の仕事なので、時には思ったような芝の管理が出来ずに、悩むことが多々あります。コースに行ってみると落葉が散乱していたりして予定外の整備が必要になるときもあります。季節や天候によって芝の育成状況は変わるため、それに管理方法も合わせなければなりません。
また、コース管理の作業は危険と背中合わせの仕事でもあります。スタッフの安全・芝の健全な育成を考慮しながらも、効率よく作業を進める計画性と責任があります。だからこそ、様々な困難を乗り越えた時の喜びや達成感は他の何ものにも代えがたいものです。年間を通し一日でも多く良いコンディションのコースを提供できるよう日々努めております。
今後は、芝の管理だけでなく、バンカーのリシェイプ作業など、造形を意識した、コース戦略におもしろ味を感じてもらえるようコース作りに挑戦していきたいと思います。自分達の整備したコースでプレーされたお客様から「しっかり整備されているコースでした」とお褒めの言葉をいただいたとき、とても誇らしい気持ちになります。日々変わる芝の状況に応じながら、コースが常に美しく見える様にメリハリのある管理を目指して精進して参ります。
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